Moonlander 使ってみた

2023-03-25

昔からキーボードにはこだわりがあって、なかなかこれというものに巡り会えず数々のキーボードを使ってきました。最近の悩みが HHKB を使って1日タイピングすると、首と肩が凝り頭痛で夜何も手が付かないことが頻繁にありました。これを解決するためにエルゴノミクスキーボードを調べていて、Kinesis Advantage 360 が第一候補に上がったのですが、デザインや2023年2月時点ではまだ手に入りづらかったという理由から断念。次にで見つけたのが Moonlander でした。

Moonlander のことは少し前から知っていたのですが、YouTube やブログなどでも日本語の情報が少なくて乗り気になれなかったのですが、海外の動画も含め調べるほど自分の求めるものな気がして購入するに至りました。購入の決め手はデザインでした。

お値段は $365 で購入から到着まではちょうど2週間ほどでした。DHL で配達されたので関税も事前にクレジットカードで支払えました。

見た目

デフォルト
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暗いところ
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Moonlander とは

Moonlander とは ErgoDox EZ で有名な ZSA が販売している次世代のエルゴノミクスキーボードです。正式名称は 「Moonlander Mark I」、特徴は左右に分割されていて、縦に整列されたキー配列と目立つ赤いキーキャップ。色は白と黒から選択可能。つまみと付属の六角レンチで角度を調整でき、お椀型キーボードのように打鍵する事ができます。

気に入ったところ

スタイリッシュなデザイン

やはりデザインです。迷うことなく白を選択したのですが正解でした。めちゃくちゃ気に入っています。白なので今後汚れてると思うのでお手入れはしっかりしていこうと思います。

肩が開いて自然な姿勢てタイピングできる

当初一番の目的だった首と肩の凝りは全く感じなくなりました。キー配列があっていない当初は使っていない腕の筋肉を使い腕がつかれましたが…

好みのキー配列にカスタマイズすることで入力速度の向上

また親指にスペースやエンター、タブなどよく使うキーを配置できるので、3日ほど立ってなれた状態だと以前より入力速度も向上しました。

macbook pro のバタフライキーボード monkeytype-20220108.jpg

Moonlander monkeytype-20230325.jpg

設定変更やトレーニングモードなどのエコシステム

Web ページ上からアクセスできる GUI の設定ページとタイピングゲーム。Google などのアカウントでログインしておくことで複数の端末で、いつでも設定変更が可能です。
https://www.zsa.io/oryx

困ったところ

一度だけキーボードが認識されなくなり。どうやっても駄目で困りました。マウスモードにすると右上に Reset ボタンがありますがこれを押しても駄目。調べた結果 ErogDox には爪楊枝で押すような小さなリセットボタンがあることを知りました。Moonlandr にも同じように左上にリセットボタンがあり、こちらを押した上でリセットボタンを押したところ無事に認識されました。

カスタマイズしたところ

2023年3月25日時点では

具体的な設定はこちら
https://configure.zsa.io/moonlander/layouts/YeGbn/VLdW5/0

まとめ

Moonlander はとてもいいキーボードです。安くはありませんが、使い慣れれば健康面でも効率面でもペイできると思います。これからもいろいろなカスタマイズを試して、最適な設定を見つけようと思います。